スタッフブログ

「法人後見センター ゆめふうせん」は、「後見だより第4号」を6月12日に発行いたしました。理事長の挨拶、新しい職員2名の紹介、成年後見制度のミニ知識、法人後見センター夢ふうせんの受任実績状況などを掲載しております。ぜひご覧ください。「後見だ...

法人後見センターには、実に様々な相談が寄せられます。　先日のこと、か細い声の電話が入りました。自分が死んだときの死亡届と火葬と無縁仏としての埋葬をやってもらえないのかと。　病身でいつ命が尽きるか分からないとおっしゃる声は弱々しく心配になりま...

このところ、障がいをお持ちの方への支援の相談が相次いでいる。若くして精神の疾病に罹患し、そのことで生きづらさを覚えている方も多い。具体的には金銭管理がうまくいかなかったり（使い方がとても大きい）、具合の悪いときの言動で周囲の人たちをうまく付...

先日、後見人についての相談を受けたAさんは息子さんを亡くされています。奥様も施設に入られて、今は一人でお暮しです。施設の奥様とはこのコロナ禍で会うこともままならず、お互いに心配し合っておられます。その様子を見ていると、いいなぁと思うのです。...

以前、複数後見を実施（財産管理は弁護士さん、身上保護を担当）していた時、被後見人さんがお亡くなりになり慌ててその弁護士さんに連絡を入れたときに、「わたし達の仕事はこれで終わりですね」とおっしゃられてそのままお会いもしませんでした。　こちらは...

親族は遠方の妹のみ。疎遠となっている。高齢者住宅で介護保険サービスを利用して暮らしていたが、急に体調が悪くなり現在入院中。口座からお金をおろしての支払いなどができなくなり、滞納がある。一部、施設職員がお世話をしていたがそれにも限界があり後見...

あるご夫婦、子どもさんがいらっしゃいません。お若いころから会社を経営されて羽振りのいい生活を送っていらっしゃいました。貯えもたくさんあったことと思われます。広い土地に大きなご自宅もお持ちです。老後はどうにかなると思われていたようですが、あっ...

保険会社さんの研修会に出向いて「成年後見制度」の説明をさせていただきました。多くの方と接する職業の皆さんは、例えば契行為などに不安がある状態に気づくことも多いのではと思います。その裏には、ひょっとすると認知機能の低下などがあり、期せずして不...

新しい被後見人の方にお会いしました。グループホームに入っておられます。終の棲家も決まっていて良かったなと思っていたのですが、実は「なんでこんなところに来たの」「家に帰りたい」と満足はされていないご様子でした。相対的に見て、認知症の状態にある...